MOUNTAIN INTRODUCTION
山の紹介
MOUNTAINEERING
登山
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登山
白馬岳
(Mt. Shirouma)
白馬岳は、後立山連峰の北部にあります。白馬岳、白馬鑓ケ岳(Mt. Shirouma-yarigatake)、杓子岳(Mt. Shakushi)は白馬三山と呼ばれ、その美しい姿は北アルプスを代表する景色です。 白馬岳は花の名所としても有名です。夏になると、山登りコースに、可憐な高山植物が多くの花を咲かせます。高山植物の花は、7月中旬から8月中旬が最盛期です。広大な斜面一面に花が咲き誇る“お花畑”の景色は、訪れる人を魅了します。 猿倉から白馬岳に向かう山登りコースでは白馬大雪渓(Hakuba-Daisekkei snow patch)を登ります。この雪渓は日本一のスケールを誇り、真夏でも広大な雪景色が広がります。このルートは、白馬岳の山登りコースの中では特に人気があります。雪の谷を歩く登山者の列は、夏山シーズンの風物詩です。
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登山
唐松岳
(Mt. Karamatsu)
唐松岳は、白馬岳(Mt. Shirouma)と鹿島槍ヶ岳(Mt. Kashima-Yarigatake)の中間に位置します。八方尾根(Happo-One Ridge)からの山登りは、八方アルペンライン(Happo Alpen Line)のゴンドラとリフトを乗り継いで、標高1,831mの八方池山荘(Happoike Sanso lodge)まで一気に登れます。無理なく山頂に立てるため、北アルプスの入門の山として多くの人に親しまれています。 この登山コースの途中では、豊富な高山植物や素晴らしい眺望も楽しめます。山頂からは、ダイナミックな山々の眺めに圧倒されます。
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登山
五竜岳
(Mt. Goryu)
五竜岳は日本百名山の一つで、東に尾根が長く伸び、豪快で荒々しい岩稜の山です。山麓から五竜岳へ登るには、五竜テレキャビン(Goryu Telecabin)ゴンドラで山頂駅まで上り、そこから遠見尾根(Tomi-One Ridge)へ向かいます。いろいろな高山植物の花が咲く白馬五竜高山植物園(Hakuba Goryu Alpine Botanical Garden)を通り、地蔵の頭(Jizo-no-kashira)、そして小遠見山(Mt. Kotomi)へと進みます。小遠見山では大パノラマが眺望できます。 小遠見山からさらに歩いた先に五竜山荘(Goryu Sanso mountain lodge)があり、山荘から1時間ほどで五竜岳の頂上に到着します。小遠見山から五竜山荘に向かう途中には、鹿島槍ヶ岳(Mt. Kashima-Yarigatake)と五竜岳東側の大迫力の岩峰が眺められ、秋には美しい紅葉が見られます。
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登山
白馬鑓温泉
(Hakuba-yari-onsen hot spring)
白馬鑓ヶ岳(Mt. Shirouma-yarigatake)の中腹、標高2,100mの高所に湧く天然温泉で、江戸時代から登山客や猟師に愛されてきました。本格的な装備で登山しないと入浴ができないので、まさに秘湯と言えます。 山小屋は、白馬岳(Mt. Shirouma)登山道入口の猿倉荘(Sarukuraso mountain lodge)から約6時間のところにあります。山小屋の建つ場所は、冬の雪崩の通り道となるため、毎年夏に小屋を組み立て、秋には解体するのです。“雲上の露天風呂”から眺める絶景は格別です。
TREKKING
トレッキング
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トレッキング
八方尾根自然研究路
(Happo-One Nature Study Trail)
唐松岳(Mt. Karamatsu)付近の稜線から延びる八方尾根(Happo-One Ridge)。ゴンドラとリフトを乗り継ぐ八方アルペンライン(Happo Alpen Line)の終点である八方池山荘(Happoike Sanso mountain lodge)から八方池(Happo-ike Pond)までが、定番のトレッキングコースです。八方尾根自然研究路と名付けられたこのコースは、北アルプスの山々が間近に迫る、眺めの素晴らしいコースです。
天気が良い日は、コースの終点、標高2,060mの八方池の水面に白馬連峰の山々が映り、とても神秘的な光景に出会えます。夏は高山植物の宝庫としても知られ、7〜8月にはたくさんの花々が見られます。 -
トレッキング
白馬大雪渓遊歩道
(Hakuba-Daisekkei snow patch)
全長3.5km、標高差600mの白馬大雪渓は、日本一のスケールを誇ります。夏でも雪渓の上は、天然の冷蔵庫のように涼しく、暑さを忘れる心地よい涼風が吹きます。
登山口の猿倉から大雪渓までの遊歩道は、高山植物の花々や、ブナやトチノキの緑に囲まれています。雪解け水が流れる澄んだ沢、眼の前にそびえ立つ山へ続く稜線が楽しめる、夏におすすめのトレッキングルート。猿倉から徒歩約1時間30分で大雪渓に到着します。
※大雪渓ケルンからさらに登るには本格的な登山装備が必要です。 -
トレッキング
小遠見山
(Mt. Kotomi)
地蔵の頭(Jizo-no-kashira)から、標高2,007mの小遠見山山頂をめざすコース。地蔵の頭へは、白馬五竜高山植物園(Hakuba Goryu Alpine Botanical Garden)を上って到着します。360度の眺望がひらける地蔵ケルン(Jizo cairn)から、さらに約200段の丸太の階段を登ると、大きく視界が開けます。五竜岳をはじめ、雄大なアルプスの景観が味わえる小遠見山頂です。
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トレッキング
ねずこの森
(Nezuko-no-Mori)
岩岳(Mt. Iwatake)山頂にあるトレッキングコース。岩岳山頂は、北アルプスの山並みと白馬村の景色、東の山々の眺望が素晴らしいスポットです。華やかなユリの花を眺めた後は、神秘的で癒されるねずこの森を散策しましょう。
「ネズコ」はヒノキの仲間の木の名前です。ネズコの巨木が、この森を守っています。個性的な樹木が点在する、1周約1時間30分の癒しの空間です。