白馬村登山情報【必ずご確認ください】

2025.7.3更新
各山小屋・テントサイトのご利用時にはご予約が必要です。各山小屋ホームページを必ずご確認の上、ご予約をお願い致します。また、登山スケジュールにはより一層十分は行動時間を確保し計画を行ってください。
*各山小屋及びテント場は予約が必要となりますので白馬村山小屋情報より利用施設を必ずご確認ください。
白馬連峰エリア全域【6月〜7月上旬の残雪期登山には十分ご注意ください】
今年は残雪が多く、各ルート上多くの残雪箇所が残っています。夏道が見えていない残雪箇所についてはルートの目印となるピンクリボンなどをしっかりと探しながら雪上を慎重に歩いてください。また、残雪箇所の踏み抜きにも十分ご注意ください。
早朝には雪が凍結している場合もあります。また急登や斜面横断箇所などもありますので、チェーンスパイクや軽アイゼンではなく前爪のついたアイゼンやピッケル等が必要となります。
夏道が出ていない箇所等での道迷い防止のため、電波の届かない場所でも確認ができる紙の地図などをご持参ください。また、行動食や防寒具等も適切にご準備ください。
行程中、ご自身の力量や体力、装備に不安を感じたりした場合は無理をせず引き返しましょう。山はいつでもまた皆さんを迎えてくれます。
唐松岳(6月23日現在)
八方尾根自然研究路(登山道)には残雪があり、尾根コースのみ通行可能です。木道に破損個所がありますので十分ご注意下さい。
登山道に雪解け水が流れている場所もございます、防水性のある履物でお越しください。残雪の上を歩く際には踏み抜きにもご注意ください。
八方池はまだ雪に覆われています。唐松岳を目指す場合は残雪が多い為アイゼン、ピッケル等の登山装備が必要です。
下樺(しものかんば)の先までは夏道です。登山道に崩壊している場所もあるので注意してください。また、崩壊地を避けてやぶに入ると笹で滑りますので慎重に行動をしてください。上樺から上部は雪の急登です。丸山の雪渓もしっかり残っています。
丸山より上はしばらく夏道を歩きますが2554m独標手前より尾根道(冬道)に戻り、雪の上のトラバースがあります。
雪の上はベンガラ、ピンクのリボンを確認して行動をしてください。雨風や霧の日は慎重な行動と判断をお願いします。雪の上を歩くのを慣れてない登山者は積極的にアイゼンを使うことをお勧めします。
★トイレのご案内
現在【うさぎ平テラス】が最上部のトイレです。
ゴンドラ終点のうさぎ平テラスのトイレをご利用下さい。
※八方池山荘では水が不足しており、トイレの利用は宿泊者及び食堂利用者のみに限定させて頂いております。
ご不便をお掛けしますがご理解頂きますようお願いいたします。
ゴンドラやリフトの最終営業時間等に間に合うよう、余裕を持って行動しましょう。
参考リンク:
白馬岳(6月20日現在)
【県道白馬岳線・交通規制一部解除について】
県道白馬岳線(二股〜猿倉)については猿倉荘から1.2km手前で通行止めとなります(徒歩での通過可能)。
通行できる車両はタクシー、路線バス等公共交通機関のみとし、一般車両((株)白馬館ヘリポートまでの送迎車は除く)の通行はできませんのでご注意ください。
お車でお越しの方は、八方第3駐車場、八方第5駐車場等(無料駐車場)に駐車して、八方バスターミナルから公共交通機関等をご利用ください。本件の詳細は下記よりご確認ください。
【白馬大雪渓〜白馬岳】(7/3現在)
今年は例年に比べると残雪がかなり多く道迷いが多発しています。(小雪渓のトラバース部分を直登し、杓子岳の斜面に向かう方が多く見受けられます。)事前のルート確認と当日も地図情報GPSなど活用してお気をつけてお越しくださいませ。
また白馬大雪渓をご利用されるお客様は、前爪のあるアイゼンとピッケルをご用意ください。チェーンスパイクは通用しません。
白馬尻上部は夏道が出始めてきました。大雪渓ケルン付近は雪が多く、本峰側には亀裂がありますのでベンガラ通り進んでください。
2号雪渓合流上部には杓子側から大きな亀裂が入っています。ベンガラより杓子側は非常に危険ですので、特に下山の際はご注意ください。大雪渓から葱平には直接取り付けます。小雪渓までは雪を踏みません。6月27日に小雪渓のステップ切り作業を行いましたが、融雪が進み大分狭くなっています。避難小屋から頂上宿舎までは雪渓の残っているところもあります。降雨や日中の暑さにより状況が変わりますので前爪ついた10本以上のアイゼン必須です。
【栂池〜白馬岳】(6/19現在)
栂池登山口から積雪はありますが、夏道が出ている所もあり比較的見つけやすく、ルート目印のピンクテープも見えていますので、落ち着いて、広く視野を持ってピンクテープを辿ってください。雪解けも進んでいるので踏み抜きにも注意してください。天狗原には積雪はありません。
白馬乗鞍岳斜面にはまだべったりと雪がついており、急登になりますので前爪のついたアイゼンやピッケル、ストックはしばらく必須です。今年は積雪が多く登山道も雪で見え隠れしています。夏道を把握していること、自分の現在地を把握していることがなにより大切です。
濃霧になるとピンクテープが探しづらくなり、道迷いのリスクが高まります。アイゼンやストック、登山地図など、充分な備えをしてお越しください。
鑓温泉方面(6月20日現在)
白馬鑓温泉小屋の営業開始は7月25日(金)を予定しております。営業に合わせて登山道整備等も始まりますので、白馬鑓温泉小屋営業前にルートを通過する場合はガイドの同行などをご検討頂き、道迷い等に十分ご注意ください。
キレット・五竜岳(7月2日現在)
・小遠見〜大遠見
残雪は特にありません。ところどころ融雪の影響か、地割れしている箇所あります。草刈り対応していますが、まだまだ各所生い茂っています。
・大遠見〜西遠見
例年以上に残雪ありますので慎重なルート選びをお願いします。西遠見周辺もまだまだ残雪あり、池もまだでていません。ベンガラ、ピンクテープは各所に設置済み。
・西遠見〜五竜山荘
地割れが大きい場所ありますが、歩行は可能です。急階段(ババステップ)から上、白岳山頂直下までも残雪箇所あり、鎖が出ていないところもあります。ロープ設置やステップが切ってありますが、アイゼン(12本爪)必要です。
・五竜山荘〜五竜岳
山頂直下に残雪があります。急登なのでアイゼン必須です。
・五竜岳〜キレット小屋
残雪はありません。ロープや鎖場がありますので慎重に通行してください。
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